小さいお母さんはつぶやいた

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人間も皆動物なんだってこと

f:id:little_mom:20170227235911j:plainlittle_momです。


もう一つだけ、叔母とおしゃべりして心に残ったことを書きます。


赤ちゃんのお世話をしていると、きれいも汚いも言ってられない時がありますね。


オムツからウンチが漏れて、そこらじゅう汚れてしまったり。


なんでもよだれでびちゃびちゃにしてしまったり。


着替えたと思ったらミルクをけぽっと吐いてしまったり。


赤ちゃんのお世話をしていると、普段の大人の生活では隠されている、

「汚れた」とされるものに日常的に接することになります。


いつも周りをキレイにしていたいお母さんにとっては、大変なストレスですね。いくら掃除をしても足りません。


いや、完全にキレイにしようとするのは土台無理で、


もし完全にキレイにしたいなら非人間的なほど、神経質にならなければならなくなるのです。


ここで、ふと思い出すのです。


「人間も哺乳類で動物なんだなあ」って。


命の根幹にある大切な身体の部分や働きを、私達は時に忌み嫌い、

汚いと思ってしまいます。


そこから遠ざかり、美しくてキレイなもので自らを包みたがります。


カッコいいファッションに身を包み、ハイヒールを颯爽と履いて、美しいと感じる私達。それも世界。


清潔なトイレで、汚物を見ることもなくフラッシュさせて、清々しい気持ちでいる私達。それも一理。


でも、本当はそうじゃない。

命のそのままの姿はもっと、「汚れて」いて、動物的でさえある。


そんな美しくてキレイでなくていい。


ありのままで自然なんだって分かったら、どこかホッとする。


赤ちゃんだって、ばい菌に接することで色んな抵抗力を育てているそうです。すごいですね。


「汚れている」と思うものも実は、生命にとって大切なのかも。


排除ではなく共存。

「汚れ」ながらも生きていく。強い力。それが命。


赤ちゃんと接していて、こう考えたらしっくりくるなあと思ったことです。