人間も皆動物なんだってこと
little_momです。
もう一つだけ、叔母とおしゃべりして心に残ったことを書きます。
赤ちゃんのお世話をしていると、きれいも汚いも言ってられない時がありますね。
オムツからウンチが漏れて、そこらじゅう汚れてしまったり。
なんでもよだれでびちゃびちゃにしてしまったり。
着替えたと思ったらミルクをけぽっと吐いてしまったり。
赤ちゃんのお世話をしていると、普段の大人の生活では隠されている、
「汚れた」とされるものに日常的に接することになります。
いつも周りをキレイにしていたいお母さんにとっては、大変なストレスですね。いくら掃除をしても足りません。
いや、完全にキレイにしようとするのは土台無理で、
もし完全にキレイにしたいなら非人間的なほど、神経質にならなければならなくなるのです。
ここで、ふと思い出すのです。
「人間も哺乳類で動物なんだなあ」って。
命の根幹にある大切な身体の部分や働きを、私達は時に忌み嫌い、
汚いと思ってしまいます。
そこから遠ざかり、美しくてキレイなもので自らを包みたがります。
カッコいいファッションに身を包み、ハイヒールを颯爽と履いて、美しいと感じる私達。それも世界。
清潔なトイレで、汚物を見ることもなくフラッシュさせて、清々しい気持ちでいる私達。それも一理。
でも、本当はそうじゃない。
命のそのままの姿はもっと、「汚れて」いて、動物的でさえある。
そんな美しくてキレイでなくていい。
ありのままで自然なんだって分かったら、どこかホッとする。
赤ちゃんだって、ばい菌に接することで色んな抵抗力を育てているそうです。すごいですね。
「汚れている」と思うものも実は、生命にとって大切なのかも。
排除ではなく共存。
「汚れ」ながらも生きていく。強い力。それが命。
赤ちゃんと接していて、こう考えたらしっくりくるなあと思ったことです。