きれいと汚いの区別について
こんにちは。
little_momです。
今回は、「きれいと汚いの区別」についてのお話です。
子どもがいると、衛生面で本当に気を遣うことが増えますよね。
ちまたに溢れかえる除菌グッズも、心配する親心を煽ります。
「これはきれい、これは汚い」
と区別して神経質に汚れから子どもを守ろうとする毎日。
きれいにしてあげなければ、親としての務めを果たせていないのではないか、と思い悩んだり。
自分の子どもだけはきれいなままでいてほしい。
そんな風に考えて、疲れきってしまうことってありませんか。
私は、あります。
でも実は、突き詰めると人はきれいなままでは生きていかれないのですよね。
きれいなままでいようとすればするほど、それは無理だと気付くのです。
そうするためには、非人間的なラボで子どもを隔離するしかないんだと。
生まれた時から赤ちゃんは、寝たまま排泄をし、おもらしもします。自分のよだれで遊び、床を舐めます。
それは赤ちゃんの自然な姿。
また、ひとたび社会に出れば、皆汚れながら生き学ぶものなのではないでしょうか。
公園で泥んこまみれで遊んだり、保育園や幼稚園でいっぱい風邪をもらったり、ノラ猫と遊んだり。
それも子どもの自然な姿。
極端なことを言えば、オムツやハンドソープが存在しなかった石器時代のことを考えてみてください。
それでも人類は生きてきました。
私達は、汚いと思うものから隔離され過ぎたのではないでしょうか。
人間のありのままの汚れた姿を、恐れ過ぎているのではないでしょうか。
もし、ありのままの姿を受け入れられたら。
物事にきれいと汚いの区別をつけず、
それでもありのままの子どもを受け入れられたら。
その時子どもは、親から心から愛されていると、思えるのではないでしょうか。
それが親が注げる、最上の愛ではないか、と思う時があるのです。